囲碁と将棋のどちらが奥が深い?という質問を
よく見かけますが
(長文の質問ですので、その点を了解した方のみお読みください)
奥が深いという意味を
A.局面の数が多い
B.指し手の多さ
C.盤の広さ
D.指し手の長さ
で
単純に判断しているように感じます。
◆今までの結論
A.の場合、なら囲碁は考えられる局面の数が10の360乗(将棋は10の220乗)
B.の場合、将棋は1つの局面で最大593通りの指し手がルール上可能(囲碁は最大で361通り)
C.の場合、囲碁は19×19で将棋は9×9
D.の場合、将棋には1593手詰めの詰将棋がある(囲碁にはそんな長手数は存在しない)
とどれを選ぶかによって奥が深いの結論が違っています。
◆過去の知恵袋(囲碁と将棋の比較)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010484975
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115774346
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110439321
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212861677
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q124808157
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q105430320
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318329898
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110816786
◆コンピューターとの比較
また、コンピューター将棋がプロに近づいているのに対し、囲碁はまだなので囲碁のほうが深いという
主張もありますが、将棋にはチェスで世界チャンピオンを負かしたIBMなどのプログラムがあり、
それを将棋に応用できる点(ボナンザの作者、保木さんはチェスで採用されている全幅検索を
将棋に取り入れたと述べています)があり、またコンピュータープログラマーは、将棋で最強ソフトを
作ることに情熱を傾けている点などを考えると、公平な比較はできないと思います。
◆奥が深いを定義
そこで、奥が深いを極めることができない=>結論を出せないゲームと定義してみました。
(つまり、先手有利か後手有利かもっともわからないゲーム)
そうすると、将棋は(若干先手の勝率がいいとはいえ)先手有利か千日手か結論が出ていません。
囲碁は、先手有利がはっきりしています。
それで、将棋のほうが囲碁より奥が深いと判断しますが
異論がある方、賛成の方いますか?
※参考までにそれぞれ(将棋と囲碁)の実力も教えてください
(例:将棋素人、囲碁三段etc)
コンピューターの仕事をしてます
(囲碁、将棋ともに道場とかで対局したことはなく
AI囲碁、AI将棋などのソフトで
両方とも2~3段でいい勝負です)
プログラム設計の観点からすれば
(私はC言語(C++),COBOL,VB等)
難しさでいえば将棋です。
囲碁は陣地計算で評価関数が作りやすいが、
将棋は、駒の損得の数値化もプログラマーにより
評価関数が異なりますし駒の働きは数値化できません。
(無理やり数値化していますが…)
コンピューター業界では、チェスや将棋は人工知能の
研究テーマになりますが、囲碁はなりません。
なぜか不明でしたが、将棋は先手・後手の結論が不明
(となればプログラマーは我こそは1番乗りで解明したい
と挑戦意欲が沸くのは当然かもしれません。
一方、囲碁は先手有利がかっきりしているならば、わざわざ
コンピューターで解明する必要なしなのかもしれません)
ak_birdyさんが完全に結論を出すのは
コンピューターを使って全手順を検索する
と述べてますが必ずしもその方法とは限りません。
(ボナンザの保木さんは全幅検索の手法ですが)
別の方も指摘していますが
(1/2)+(1/2)^2…を単純に計算していけば
無限の時間がかかりますが
極限という考えを使用すれば一瞬で計算できます。
囲碁のほうが10^360で場合の数が多いですが
極限の考え方をコンピュータープログラミングで使用すれば
囲碁は升目に石がある・なしの2進法
(実際は白と黒2ビットで計算)で評価関数を作りやすいですが、
将棋の場合は駒の種類が多い上、とった駒を再使用できる点があり、
かなり評価関数が複雑で今のコンピューターでは限界があります。
コンピューターを使った数学的な解を計算するという意味では、
将棋のほうが奥が深く大変ですので、
ak_birdyさんの
「数学的観点からは圧倒的に囲碁が奥深いといえます」
は、(失礼ながら)コンピューター専門でない素人の考えで
間違いとだけ言っておきます
(それだけはソフトウェア会社に勤務する立場上、
他の方が誤解しないように述べておきたい!)
ただ、最近は、量子コンピューターが期待されています。
現在のコンピュータ-で1万桁の因数分解は
1000億年かかりますが
量子コンピューターなら理論的には
数時間で終えることができます。
(コストや施設の問題もあり実用化はまだ先)
もし量子コンピューターが実現されれば
囲碁の10^360も将棋の10^220も
ほぼ同じ時間で解明できるので
比較しても意味がないと思います
※他にコンピューターに関する回答で
sikenn_anagumaさんの
「奥が深いというのが、ソフトの開発の難しさを
指すのならば囲碁の方が厄介」
も単に推測でありコンピューターを知らない方の意見です
囲碁が「コウがあるために情報ゲームとして有限ではなかったり」
も間違いで、将棋も囲碁も二人零和有限確定完全情報ゲームで、
数学的な解が存在するのは証明されています。
◆ak_birdyさんの補足に感謝します
量子コンピューターで全幅検索で解を求める場合、
質問A.の通り、囲碁のほうが局面数が多いので、
若干(囲碁のほうが)時間がかかるパターンと
同時に解を算出するパターンがあります
少し専門的になりますが今のコンピューターで
2進法で2桁の4つの数00、01、10、11の処理は、
最低4回の演算が必要ですが、
量子コンピューターは00、01、10、11を
一度の演算で処理が可能です。
2進法で10桁のデータは2の10乗で1024通り、
30桁は2の30乗で10億7374万1824通り、
普通のコンピューターでは数が増えるほど、
演算回数も増え、膨大な時間がかかりますが、
量子コンピューターは、量子ビットの初期設定次第で
10億7374万1824通りも一回の演算で並列処理が可能です
(もちろんそこまでの実用化はまだ先)
囲碁の最大局面数10の360乗も将棋の10の220乗も
量子ビットの初期値を10の360乗で設定すれば
全く同時に演算が可能です。
(並列処理なので初期値以下の数が少なくても同時)
もちろん初期値下げれば(例:10の220乗なら
将棋は1回の並列計算、囲碁は1回では終了しない)
囲碁のほうが時間がかかります
結局、全幅検索による解の計算は量子ビットの
初期条件次第で同時にすることも
囲碁のほうを遅くすることも可能で
条件次第なのであまり意味がないかなと。
(囲碁を有利にすることも可能)
それよりも、無限を扱う微積分の考え方で極限を計算すれば
いちいち全部計算せずに論理的な解を求めることが可能なように
将棋も囲碁も同様の考え方で数学的な解を求めるなら、
囲碁は2進法アルゴリズムを活用しやすく、プログラムしやすいが、
将棋のほうが難しく大変です。
繰り返しになりますが
囲碁は先手有利の結論が人間によって
出されている(初手からの最善手はわからないが)のに対し、
将棋は先手有利か千日手か人間による結論が出ていない
(いわば人間に解明できない最後のゲーム)
ので人間に出せない結論をコンピューターで出そうと
大勢のプログラマーが情熱を傾けています
奥が深いという定義を明示した質問はおもしろいですね!
質問から
A.局面の数が多い=>囲碁のほうが奥が深い
B.指し手の多さ=>将棋のほうが奥が深い
C.盤の広さ=>囲碁のほうが奥が深い
D.指し手の長さ=>将棋のほうが奥が深い
で引き分けでいいのでは?
これまでの知恵袋も、上記のA.~D.やその他
側面的に将棋や囲碁が優れている個所を
取り上げて(自分が支持するほうが)
奥が深いと主張しているに過ぎない感じがします
(それにしても過去に同じ質問こんなにあるんですねー
沢山回答みてたら、間違いや疑問に感じた点も
あるのでまとめて書きます
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
kakikukeko5050さんの質問へ
質問に対して他の方も指摘してますが
最長の詰め将棋は1525手です
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/main.htm
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ak_birdyさんのB.D.の考えに対して
B.D.を「最大は特殊だから平均で考えるのが妥当」
という指摘がありますが、
平均というのは、あくまでミスをする人間の勝負の結果だから
理論的な深さを考えるというなら、最大で計算すべきでは?
詰め将棋をよく解きますが、15手詰めを玉方が逃げ方を間違えたり
すれば13手とか早く終わってしまいます。
攻め方と玉方が最善を尽くさないと詰め将棋の回答にならないのですが、
ミスをする人間の対局も同じで、ゲームを理論的に考えるなら、
人間の勝負の平均で比較するのではなく、理論的な最大値で比較するのが
筋だと思いますが…
★★★★★★★★★★★★
gtaxaxさんのの比較に対して
「数学的に奥が深いという点では、将棋より大局将棋ですし。
囲碁については100路盤でやる囲碁のほうが深いです。」
という仮定は、質問分の奥が深いという意味を
A.局面の数が多い
C.盤の広さ
に(都合がいいように)限定した解釈ですので、
そういう回答のほうが意味がないと思いますが…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
iyashikkokawaikkoさんの露骨な囲碁ひいき(偏見)に対して
「囲碁は、おそらく、同じ形で終局することはまずありませんから、
白黒の石の協力によって1局をつくりあげる楽しさがあります。
結果が盤に残ります。将棋は盤上を動くので、
結果は棋譜でしか確認できません。」
これって、別に将棋も同じ形で終局は一度もないと思いますが…
将棋にも投了図で結果を確認できますよ
将棋はアマ三段、囲碁は1級
gtaxaxさんの追加に対して
「私は、私の例で、奥深さの比較の意味があまりないといいたいだけです。」
=>意味のあると思う人が回答しているわけなので、意味のないと思うなら、
回答しなくてもいいのでは?
もしくは質問と違う「私の例で、奥深さの比較」考えがあるなら、
質問の解釈を変えて回答するよりも自分で質問を立ち上げればいいのでは?
「反対意見をいうくらいは、かまわないでしょう。」
=>そのような考えであれば、gtaxaxさんの回答に対する反対意見を否定するのは筋が通っていないと思います
(自分だけ反対意見を述べるのがOKで、他の人がそれに反対したらNGというのは一貫していないと思いますが…)
こうなると反対に対する反対の繰り返しでキリがないので、
少なくとも私は、意味のない質問だと思ったら、回答はしないようにしています。
「仕切りたい気持ちはわかりますが、
そういうことをするのは、質問者のやることでしょう。」
=>そこは、そうですね。そういうつもりはありませんでしたが、
そういう印象を与えてしまったのであれば、謝りたいと思います。
数学的に奥が深いという点では、将棋より大局将棋ですし。囲碁については100路盤でやる囲碁のほうが深いです。
人気があるのがちょうどいまの将棋と囲碁の大きさなんじゃないですか。
どちらも適度な奥の深さなんでしょう。
何度もなされているそういう質問は、あまり意味がないと思いませんか。
補足
>testhgreatさん
はあ、そうですか。もっと他に要素はあると思いますよ。もっとよく考えて発言してください。あまりいい加減な発言をされるとこうやってコメントしなくてはなりません。
私は、私の例で、奥深さの比較の意味があまりないといいたいだけです。反対意見をいうくらいは、かまわないでしょう。
仕切りたい気持ちはわかりますが、そういうことをするのは、質問者のやることでしょう。
>testhgreatさん
うーん、困ったな。あなたの言っていることがよく分からないんです。
A-Dがすべてとも思いませんが、なんで私の意見がAとC限定なのか。疑問を呈するのが意味がないのかとか。あなたの意見はむちゃくちゃに聞こえます。
私の意見を丁寧に書きますと、
いくつかある将棋のうちの現在の将棋だけが、囲碁では可能な路数の19がちょうどいい奥深さだから繁栄した、ということなんです。奥深すぎでも浅すぎても面白くないから駄目なんじゃないですか、だから奥深さを競わせても意味がない、むしろ議論すべきなのはちょうど良い奥深さだ、ということです。皆さんとは別な見方を示唆したつもりです。これならどうしても質問者の意見を否定することになります。意味はきちんと繋がっているでしょう。
カッとなったまま、私の書いたものを全面否定されたらそりゃこまりますよ。そこは認めてくださいな。
将棋三段、囲碁初心者以下で将棋の方が好きな者です。
今まで「どちらが奥深い」の議論はスルーしてきましたが、数学的な話であればとりあえず参加させていただきます。
結論から言えば、間違えなく囲碁です。
囲碁は、先手有利がはっきりしています。kakikukeko5050さんの挙げたA.B.C.Dの項目は非常にいい項目です。
しかし、「将棋有利」と結論したB.Dの結論は間違えだと思います。
どちらも最大で比較していますが、最大は特殊なケースなので、平均で考えるのが妥当でしょう。
平均の場合、B.指し手の多さは将棋が約80に対し囲碁が約200、D.指し手の長さは将棋約120に対し、囲碁約250で、四項目全てにおいて圧倒的に囲碁が上位です。
あと、
奥が深いを結論を出せないと定義したとしても、将棋は先手有利か千日手か結論が出ていない、囲碁は、先手有利がはっきりしている、よって将棋の方が奥が深いという論法はおかしいです。
囲碁の先手有利がはっきりしているなら(あとこれ本当なんですか?囲碁には詳しくないのですがコミを入れれば互角じゃないの?)、今度は最良のコミは何目かという議論になり、この点に関しては結論は出ていないはずです。
また完全に結論を出すということは(コンピューターを使って)全手順を検索するということになると思います。これはkakikukeko5050さんご自信で言っていた将棋は10^220手、囲碁は10^360手を検索するということで、囲碁の方が圧倒的に難しいです。
以上より数学的観点からは圧倒的に囲碁が奥深いと言えます。
さて、私がかねてからこの議論に対し沈黙していたのは、「より奥深い」に「より優れている」という意味を内包させる(「ゲームとしての完成度が高い」という考え方か)と、これは非常に難しくなるからです。
最初に書いた通り私は将棋派で、囲碁にあえて否定的な意見を書けば「将棋で十分人間が研究し尽せないほど奥深いのに、それより奥深いのはただの無駄」というイメージを持っており、むしろ囲碁の数学上の奥深さはマイナスに思えるのです。
数字上で両ゲームの奥深さを示すのは引用されたURLで行われてきた議論とは別問題になるのではないでしょうか。
>mercury7159さん
あ~なるほど!全幅検索以外の方法で必勝手順を探し出すこともあり得ますね。
浅はかだったようで失礼しました。
永久的に不可能な可能性もある全幅検索による必勝法検索の話を持ち出すこと自体ちょっと乱暴でしたね。
この考え方だと数字面での比較は無意味で、ゲームの性質により将棋が有利ということですか。
mercury7159さんの結論は将棋の方が奥深い、もしくは量子コンピューターの開発などにより全幅検索が可能になった場合は一応囲碁の方が難しいが似たようなもの、ということですか?
>testhgreatさん
最大値を比較することが意味が無いとは言いませんが、奥深さとはあまり関係ないのではないでしょうか。
例えて言えばフルマラソン(平均時速約20km)レースの最中に、時速40kmを一時的に出した選手がいたら、注目はされるかもしれませんが優れている選手とはいえません。
詰将棋の例で言えば同じ手数の詰将棋でも変化の多さで難易度に差ができます。
ただtesthgreatさんの言うこともわかるのは、BとDを平均で考えるとAの概念に近くなってしまうのですよね。
(平均合法手数×平均手数=総局面数)
実は私はそもそも数字面で奥の深さを比較するならAでやるべきだと思うのです。
mercury7159さんの回答で全幅検索以外の方法での必勝法解明の可能性を知りましたが、これはA~Dいずれとも無関係です。
局面数が多いほど終局まで読みきるのは難しい(盲点などもあるが)ので、局面数で比較するべきだと思います。
奥が深いという定義を”結論が出ていない”と
定義すれば
将棋は先手有利か千日手か結論は出ていないのに対し
囲碁は先手有利がはっきりしているので、
将棋のほうが奥が深いに1票!
奥が深いを”懐が深い”とすれば
両方とも文化として立派なジャンルなので
両方とも奥が深いので
その観点では互角
(優劣をつけるのは、それぞれ好きな立場からの
一方的な見方)
将棋の1勝1分け
囲碁の1敗1分け
奥が深い==ゲームとしての完成度で判断すれば
将棋ですね
無限に近い計算でも,理論上結論を出せるケースがあります。
ニュートンが確立した微分積分はその一つ。
数学的に解が出ない(つまり,ゲームとしての競技,勝負の成立で
判断するなら将棋ですよ
なぜなら,将棋は数学的に解が出ていないゲームです
将棋も囲碁も二人零和有限確定完全情報ゲームです。
しかし,囲碁は先手有利がはっきりしています。
将棋は先手有利か千日手か結論を出せず,
先手後手のハンディが少ない完成されたゲームといえます。
囲碁養護派の中に「囲碁は先手有利をコミで修正可能です」という意見が
ありますが,競技としてゲームとして公平さを成立させるために修正を加える
必要のあるゲームといえます(完成度が高い将棋はそういうハンディは不要)
その他の主張に対して
◆手数の長さ?
囲碁のほうが手数が長いという主張はあまり意味がないように思います。
なぜなら将棋には質問者さんが記載している通り,最長1525手詰め(1593手では
ありません)の詰め将棋があります
詰め将棋は攻め方連続王手などを除き,指し将棋のルールがすべて適用され,
双方最善を尽くす(決して無駄な合駒はしない)条件で,1000手を超えるのに
囲碁ではそんなことはありえません。
人間の対局の平均で論じるのも,将棋は極めれば(双方最善を指せば)千手を
超える可能性があるのに人間にはまだ極めきれていない,
囲碁は人間が極める点で将棋より進んでいるだけであって,
コンピューターによって将棋・囲碁ともに最善の攻防が解明されれば
将棋のほうが手数が長くなる可能性もありえます。
◆将棋は1手を争うゲームですが、囲碁は1/13手を争うゲーム細かさが違う?
勝負の質が「違うだけであって,あまり意味がない比較だと思います。
例えば,長距離走と短距離走を比べて,長距離走は1000メートルの勝負だが,
短距離走は100メートルで細かさが違うと論じるようなものです。
◆上達度感では将棋は囲碁に較べると上達が直ぐに止まる感じ?
すべての人に同じ条件で将棋と囲碁を学習して科学的な統計をとって
判断しないと何も意味がないと思います。
ある人が将棋は上達せず,囲碁は上達したというだけでは,
ただその人が囲碁に向いていただけと判断できますし,
逆に,それだけ将棋のほうが(上達しにくいなら)極めることが難しい(つまり奥が深い)
ゲームと言えます。
◆囲碁の方が戦術、布石、が多い?
具体的な数字を示せない以上,単に主観でしかありません。
(もし示すなら,将棋は戦術が~個,囲碁は戦術が~個と明示しなければ
なりません。囲碁五段で将棋初段の方なら,囲碁のほうが詳しく
知っているのは当然ですので,具体的な数字を示せないなら
ひいきしているだけに感じます)
◆安い,美しいetc
値段の高い安いというのは市場の原理ですので、ゲームの完成度とは全く関係ありません
(卓球のラケットとテニスのラケットのどちらが高いかでスポーツを比較するのが無意味なのと
同じです)
美しいとかいうのは,数値化できない部分ですので,公平に比較する基準(フィギュアスケートの判定基準のような)
がない以上,あくまでそれぞれの意見であって,客観的な見解ではありません。
私は,将棋の駒も碁石もどちらも素晴らしいと思います。
双方とも詳しくない立場からみますと
回答で囲碁を支持されている方は
なんか将棋を低めて相対的に囲碁を高めようとしている感じがします
(激しいとか野蛮とか安いなど、質問と関係ないようにも…)
特に将棋を支持されている方は
囲碁を下げていないので
将棋を支持している方のほうに
余裕がある感じ
そういう意味では将棋のほうが上にあって
囲碁を支持されている方は
(内心悔しいので)何とか逆転しようと
必死になっているのでしょうか
囲碁の方が戦術、布石、が多い、(これは1局あたりの手数の多さで示される)
囲碁は先手有利をコミで修正可能です、
日本と韓国は6目半、中国は7目半で打たれている。
将棋は1手を争うゲームですが、囲碁は1/13手を争うゲーム細かさが違う、手数を将棋の倍とすると、囲碁は将棋の26倍位の細かさを争って居る事に成ります。
上達度感では将棋は囲碁に較べると上達が直ぐに止まる感じ。(わしの感じではこれが奥が深いと感じる理由、説明を判り易くするためにコンプーターを引き合いに出して居るに過ぎ無い)
囲碁では実力差を置石でバランスを取る事が日常的に行われて居るの実力差が判り易い。(感覚的にはこの点も奥が深いと言われる原因であるかもしれない。
最初は将棋から入門して最後は囲碁に移る人も多い、我が家の近所の将棋県代表に10回以上なった人は年取ったら囲碁しか打たなくなりました。
将棋ファンが居ての囲碁ですね、ですから日曜日のNHKのゴールデンタイムも将棋に譲って居るではありませんか、
囲碁ファンは将棋ファンに1目置いています(敬意を表していると言うことです)
碁盤と将棋盤では将棋盤は少し安い、
将棋初段(町の大会) 囲碁5段(碁会所ランク)
奥が深いとは、懐が深いと定義します。
①素材
将棋:駒。木材。木の温かみはあります。自分の駒も相手の駒も木材。
囲碁:石。白は蛤(ハマグリ)をくり貫いたもので美しい。黒は那智黒(石)。黒石は盤上で小さく見えるので少し白石よりも大きい。
②動き(働き)
将棋:駒に書いてある王、飛車、角、金、銀、桂馬、香車、歩により動き、すなわち働きが異なる。
囲碁:石には字が書かれていないから、基本的にどの石も平等です。一度盤上に置いたら動けない。しかし、最初に置かれた石ほど価値すなわち働きが大きい。しかし、置いた位置により、すでに置いてある自石と相手石との位置関係で、働きが異なる。
③寝返り
将棋:相手に取られると、相手の持ち駒となり、相手の戦力になるから自分からみると寝返ったように思える。
囲碁:相手に取られても「アゲハマ」となり、終局時に自分の陣地に埋められるだけで、取られた石自体を相手に使われない。
④勝負
将棋:相手の王様を詰める(動かせなくする)と勝ち。この行為自体に野蛮さを感じます。天童市の人間を駒に見立てた将棋のように、駒の一つ一つにそれなりの役割があり、ある駒は捨て駒となり、ある駒は出世して「と金」になったりするので、逆に駒に優劣があるのが少し嫌です。
囲碁:陣地の広さを競います。囲碁は石に字が書いてないので野蛮性を感じません。
⑤先手後手の決定
将棋:振りごまで決めます。5枚の歩を手の中でよく振り白い布の上に振り出します。歩の表が3枚以上出れば、先手となります。将棋は先手後手が時の運。
囲碁:上手が白石を適当な量両手に持ちます。下手が黒石を奇数個または偶数個盤上に置きます。それから、上手が白石を盤上に並べます。白石の数の奇数個あるいは偶数個が黒石のそれと一致すれば、下手が黒番となります。一致しなければ、上手と下手で石の交換若しくは席替えを行います。囲碁は下手の勘次第です。
⑥序盤
将棋:定石があります。大駒を如何にうまく働かせるかがひとつのポイントになります。
囲碁:定石があります。隅の形を両者で平等に打ち分ける手順をあらわします。この数は凄く多いです。将棋同様、進化しており、また、流行もあります。
色々比較する要素がたくさんありますが、時間がないので、結論を述べます。
囲碁の方が奥が深いと思っています。
⑦囲碁は一つ一つの石が平等です。また、相手の石を取ることはあっても、将棋のようにその石を味方につけて(裏切らせて)再度使用することはありません。また、王様を捉えるなどといった野蛮さがありません。
⑧将棋は一箇所で間違えると取り返しがつきませんが、囲碁は盤が広い(19X19)ので一箇所で失敗しても、その失敗を取り戻せるチャンスがきっときます。その分、将棋より優しい面があると思います。
⑨将棋は動くゲームなので勢い激しい戦いとなります。囲碁は、一歩一歩自陣を整備するために、石を効率よく置いて、相手陣を包囲するなり、自陣を囲ったり、じっくりと戦略を練ってゆきますから、ゲーム自体が将棋ほど激しくないので、男女ともに優劣なく楽しめます。将棋は女流の方は同じ段位でも、男性とは優劣がついています。
⑩囲碁は、ルールが簡単で覚え易いです。得意な方と始めたばかりの方でもハンディをつければ、互先の形でも楽しめます。また、9路盤、13路盤で予行練習も可能です。将棋は、駒の動かし方からはじめなければなりません。
⑪囲碁は、おそらく、同じ形で終局することはまずありませんから、白黒の石の協力によって1局をつくりあげる楽しさがあります。結果が盤に残ります。将棋は盤上を動くので、結果は棋譜でしか確認できません。
⑫囲碁は年齢が高くなっても、楽しめるところ良く、認知症対策にもなるのではと思います。それは、白と黒石だけで、構成されているからだと思います。最初は囲碁はどう打ったらよいかとっつきにくいものですが、始めてみると、どこに打ってもよいので、1局の構想を練る楽しみがあります。将棋は狭い範囲(9X9)に最初から駒が40個も置いてあり、しかも、駒によって動ける場所が限られておりますから、自由な場所に駒を移動させることが出来ませんから、制約が多いと思います。
⑬なにぶん、囲碁の方が相手とそれほど喧嘩になることが少なく、相手に知らず知らずの内に勝たせてあげることも可能です。将棋では、そうはいきません。こういったところと、自分が強ければ相手にハンディのコミを予め何目挙げておくことにより、互先感覚で打つことも可能です。
⑭決定的なのが、老若男女誰でも、そして、世界中の人と対戦できるところが、奥深さに繋がると思います。
(将棋は初段程度、囲碁は最高峰の免状を取得しています。)
囲碁:子供のときにやってた、実力不明
将棋:大会では2段くらいで出る
結論を出せないの定義に関して、先手有利か後手有利か分からないというのはロジックにいささか無理があるかと。
補正できるし。
奥が深いというのが、ソフトの開発の難しさを指すのならば囲碁の方が厄介だと思いますけどね。
コウがあるために、情報ゲームとして有限ではなかったり、相手の手に対処するのではなく自分の構想を作り上げていくゲームだから。
羽生名人は、将棋の結論は出るか?の質問に
千日手の可能性大と回答していますね。
囲碁が先手有利なら、
将棋は先手後手の有利不利が一番少ない
公平なゲームと言えるかも
将棋・囲碁とも道場で実力を測ったことないので
段はありません。
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