2012年5月3日木曜日

まったく別のゲームである将棋と囲碁を、ひとくくりに「将棋、囲碁」という同じカ...

まったく別のゲームである将棋と囲碁を、ひとくくりに「将棋、囲碁」という同じカテゴリにするから、変な論争が起きるような気がします。

麻雀を含めて、「テーブルゲーム」で統一するか、逆に、将棋・囲碁・麻雀・チェス・オセロ・バックギャモン・・・とかに細分化した方がいいような気がします。



どうでしょうか?







私は碁も将棋もやるし、また初心者の質問に答えるのも、高段者に教えを乞うのも好きです。だから現状で差し支えないと思います。ヤフーゲームの他のボードゲーム(チェス、チェッカー、バックギャモンなど)の部屋では閑古鳥が鳴いています。だから細分化は無理でしょう。よくよく見れば、碁将棋どちらが優秀か?などという議論を煽って喜んでいるのは約二名程度です。こいつらは批判をエネルギーに変えて増殖するアメーバの如き連中ですので、餌を与えないで無視すれば良いのです。








囲碁と将棋のプロ組織の生みの親が囲碁を自分が引き継ぎ大橋とか言う人に将棋を継がせたことで幕府が囲碁は上流階級 将棋は庶民 と位置ずけたことから囲碁将棋と呼ばれるようになったらしいですよ







将棋,囲碁両方とも

二人零和有限確定完全情報ゲーム

で、そういう意味では同じ分野です



ただ、将棋はインドでチャトランガが発生して

西洋に伝わってチェス、

中国に伝わってシャンチー

日本に伝わって将棋が発生しました



囲碁は中国で発生して世界に広がりました



チェスと将棋は親戚ですが

囲碁と将棋は発生からして異なり、

囲碁が中国産なのに対し、将棋は日本産のゲームと

違うし、ゲームの性質も違うので

個人的には分けたほうがいいと思います





個人的には



ゲーム>二人零和有限確定完全情報ゲーム>

ここで”将棋・チェス”という分野と

”囲碁”という分野でいいと思います







歴史的には囲碁のほうが古いですが、

どちらも江戸時代に家元制度があり

囲碁では

本因坊家、井上家、安井家、林家の四家

碁所

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%81%E6%89%80

将棋では

大橋家 · 大橋分家 · 伊藤家の三家

http://www.kansai-shogi.com/museum/iemoto.html

が徳川家の庇護の下、扶持を支給されています。



基本的には、徳川家康が囲碁を愛好したことなどから、

将棋所よりも上位に位置づけられていましたが、

一度だけ、この序列に異議を申し立て

変更しようとした時代があります。

(一種の論争ですね)



三代伊藤宗看(七世名人)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%AE%97%E7%9C%8B_(...



元文2年には「碁将棋席次争い」を起こした。

それまでは伝統として碁の家元が上。

将棋の家元を下とする御城碁将棋の

席順(つまり上下関係)をかえようとした。

その頃は碁の家元は傑出した人物が出ず、低迷していたのに対し、

将棋の家元は宗看を筆頭に、弟の看寿らがいて、

勢いとしては、宗看の意見が通りそうであった。

が、旧守派の大岡越前守が「そのまま」の判決を下したため、

碁の家元側は命拾いした。



また、新聞将棋も

明治32年頃が最初で、囲碁はそれよりは後らしいのですが

以後現代に至るまでどちらも、新聞社がメインスポンサーです。



古来から兄弟分の競技ですし、

昔から相互の棋士に交流があります。



有名なのは本因坊秀哉と将棋十三世名人の関根金次郎です。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000268/files/1542_20955.html

この中で書かれていますが、二人揃っての吉原からの朝帰り中に本因坊が

後の十四世名人の木村義雄少年に目をつけたくらいです。



囲碁の女性の棋士と将棋の棋士で3組は結婚もしています。

(先崎学、穂坂繭

中川大輔、宮崎志摩子

脇謙二、荒木真子)



また、現在の将棋会館は千駄ヶ谷で、昔は中野のはずですが

移行時期に高輪の当時の日本棋院の対局場を借りているはずです。

(囲碁、将棋のともに愛好家であった

秋葉原ラジオ会館社長の七条兼三氏の口利きです)



最近、将棋連盟は公益法人制度改革が議論されていますが

うまくいかない場合、財産の譲渡先を日本棋院にしよう

などという意見もあるくらいです。







最初に将棋を始めて囲碁に移る人も多い、

将棋と囲碁は友達ですよ。







囲碁と将棋は歴史もゲームの質もファン層も似ていますし、今のままでいいんじゃないですか。

よく見かける将棋ファンにいやがらせしている人は、将棋より囲碁に移りたいと思って、なかなか移れない人なんじゃないの。

よほど将棋でいやな思いをしたんでしょうね。囲碁が上達して楽しめていれば、のんきに普通に暮らしている気がします。お気の毒に。

ただし、嫌がらせをして喜ぶ心理はよく分かりません。

他の人はすぐに忘れてしまいますが、自分自身の記憶から永遠に消えず、自分の一生に汚点を作るだけですから。







一人の異常者が積極的に荒らしてますけど、基本的に変な論争は起きてないかと思ふけど・・・

あれは、ダメだね。細分化しても同じだよ。

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