2012年4月28日土曜日

囲碁初心者ですが、なんとなく囲碁の9路盤、13路盤をやって感じがつかめてきま...

囲碁初心者ですが、なんとなく囲碁の9路盤、13路盤をやって感じがつかめてきました。



そこで

9路盤、13路盤でたくさん打ってれば、「ここはこうやって打たないと」などが分かってきますか?

ゲームでやっているのですが、演習問題より普通に打っている方が楽しいです。

上達するにはやっぱり演習問題を優先すべきですか??







どちらを推すのも一長一短



実戦とは、一手一手全てが問題です。

演習問題とは、その実戦の問題の中から大切な部分をピックアップして来た問題です。



『大切さ』という面では良いとこ取りの演習問題が勝ります。

しかし実戦では、問題の難易度の上下も激しく、大切な部分かどうかの判断等など、全てを自分で判断しなければなりません。

これが、演習と実戦の差



しかし、実戦を問題として受け取るかどうか、ためになるかどうかは人それぞれ。



だから”一長一短”とだけ書いておきます。








〔感じがつかめてきた〕というのは 囲碁というゲームが理解できてきたのでしょう。 ただ、9路および13路で打てるようになったとしても19路とは実質が違いますが、共通することがあります。 それは 例えば〔右上の進行が左下の進行に影響を与える〕といった具合です。 そのことは9路なら当たり前で13路でも上達すれば理解できるでしょう。 これが19路では どういうことになるかというと 部分的な進行の結果は 19路盤の中における全面的作戦構想に影響を与えます。 これが理解できないと全般的には強くなれません。





ただ、9路盤と13路盤は布石よりも戦いの要素が強いですから、 局所的戦闘力の視点では〔ここはこうやって打たないと・・・〕ということの知識の理解は深まるでしょう。





演習問題については、 実戦のなかで気が付いていない形があるはずなので 発想の観点を豊富にする視点から 積極的にやったら良いでしょう。 実際、この私も書籍から学習してきた発想が少なくありません。





【19路盤に初めて挑戦するための手引書】



石倉昇のラクラクわかる基本

(石倉昇著 NHK出版 1050円 入門者)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31348436





【正しい石の形を覚えるための問題集】



はじめての手筋 習得編

(日本棋院 630円 入門者)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31676795



はじめての手筋 活用編

(日本棋院 630円 入門者)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31685372



15級をめざす次の一手問題集

(日本棋院 630円 入門者 手筋詰碁学習用)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31395651



10級をめざす次の一手問題集

(日本棋院 630円 入門者 手筋詰碁学習用)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31210505



ひと目の詰碁

(趙治勲著 毎日コミュニケーションズ 1050円 入門者 初級者)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31147150



もっと ひと目の詰碁

(趙治勲著 毎日コミュニケーションズ 1050円 入門者 初級者)

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32003026







13路盤を卒業して、19路盤で打てるようになるまでは、「演習問題」はやらなくてもいいと思います。



実戦を数多く打つことが上達への一番の近道です。



「演習問題(ドリル)」には、布石、定石、手筋、死活、攻め合いなどの問題があって、ためになることが書いてあるので、19路盤で打てるようになってからでも、遅くないと思います。







囲碁で時間が掛かるのは死活とか手筋です。演習問題で予め常用の死活や手筋を勉強して置く事は時間の節約に成ります。



常用の詰め碁を覚えて置く事は対局時間の節約になるのです。ですから、詰め碁を覚えて置くと同じ対局時間でもより深く読める事に成ります。







演習が必要なのは死活を見極めるため。これは9,13,19といつでも同じです。実戦をしながらでも死活の勉強はできると思います。時間がかかると思いますがね

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