囲碁の本質は「石取りゲーム」と「陣取りゲーム」のどちらでしょう?
本質は「陣取りゲーム」です。
囲碁を初心者に教えるときに「石取りゲーム」という言葉を
使う人がいますが、それは「石を取る」という
囲碁のゲームの一場面にすぎません。
取った相手の石のことを「アゲハマ」といいます。
最終盤に、相手のアゲハマを相手の地(陣地)に埋めていき、
最終的に地の多い方が勝ちとなります。
なので、終盤の醍醐味は陣取り、ということになります。
ただし陣取りとは別に、囲碁には石を取るためのテクニックが
必要なときがあります。(「オイオトシ」、「オシツブシ」、「ウッテガエシ」など)
また詰碁は詰碁で、相手の石を全滅させるテクニック(黒先白死)や、
味方の石を生かすテクニック(黒先生)があります。
さらに実戦で、相手の石を殺すことができるのに、あえて生かす打ち方もあります。
そのあたりはケースバイケースという感じになります。
俺も「どちらでもない」に一票
あくまで「地にする」「石を取る」ってのは、自分の石を生存させるための手段に過ぎんからね。
ただまぁ、どっちか一つ選べって言われたら「陣取り」と応える。
石は取らんでも勝てるけど、地合いは取らんと勝てないしな。
どちらでもありません。碁の本質は「石の生存権をかけた戦い」です。生命が第一、お金や土地はその次です。因みに中国式の考え方には「地」という概念が無く、19×19=361の盤上にその半分超の181子を置いた方が勝ち、と極めて明快です。
間違いなく「陣取りゲーム」でしょう。
なぜなら、取った石は地と同じ価値があるからです。
最終的に比較する部分は地です。
たとえ相手より多く石を取っていても、必ず勝てるわけではないことからも、囲碁の本質が「陣取りゲーム」であることは証明されます。
囲碁の本質は「陣取りゲーム」でしょう。
石の取り合いばかりしていると「ざる碁」と馬鹿にされます。
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